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Speakers

 
 
 
奥野 克巳
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人類学者

立教大学異文化コミュニケーション学部教授。文化人類学者。20歳でメキシコの先住民テペワノを単独訪問(82)、バングラデシュで上座部仏教僧となり(83)。インドネシア群島を一年間放浪(88-9)など。ボルネオ島焼畑民カリスのシャーマニズムと呪術の現地調査(94-5)や狩猟民プナンのフィールドワークを行なう(06-)。著作に『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』『一億年の森の思考法』『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』など。

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Anais Karenin

アーティスト

アナイス・カレニンは、アーティスト、ライター、リサーチャーである。サン・パウロ大学(ブラジル)博士研究員、早稲田大学客員研究員。metaPhorest(日本)のメンバー。彼女は植物と親密に関わりながら、伝統的な知識体系、神話、アニミズムを取り入れ、歴史や搾取、領土、科学について考察している。主な展示に、ゲーテ・インスティテュート(日本)、Kunstverein Göttingen(ドイツ)、Paço Imperial(ブラジル)など。また、QOL Award PARADISE AIR(日本)、Print/CAPES Sandwich Grantに選出。ZAO EXPO(日本)、-m(-u-)lti us(ドイツ)等のレジデンス・プログラムに参加。お茶の水女子大学、国連大学などで講義を行い、学術誌や書籍にテキストを寄稿している。

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Antoine Bertin

アーティスト

サウンドアーティスト。科学と没入感覚、フィールドレコーディングとサウンドストーリーテリング、データと作曲などを掛け合わせ、視聴体験、サウンドスカルプチャー、生命領域に関するオーディオ瞑想を発表している。 近年では、Tate Britain(イギリス)、Palais de Tokyo(フランス)、Serpentine Gallery(イギリス)、KIKK festival(ベルギー)、STRP festival(オランダ)、Sonar+D(スペイン)、CCCB Barcelona(スペイン)、Dutch Design Week(オランダ)、Nuit Blanche Paris(フランス), le 104(フランス)などに招聘されている。また、NTS Radioでは、フィールドレコーディング、データソニフィケーション、科学からインスピレーションを得た瞑想を織り交ぜ、「Edge of the forest」という番組を四半期ごとにプロデュースしている。2018年から始動したStudio Antoine Bertinでは、学際的なチームを率い、リスニング体験の開発・制作を行う。

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石倉 敏明

芸術人類学者・神話学者

秋田公立美術大学准教授。環太平洋の比較神話学に基づく「山の神」研究、芸術人類学、アーティストとの協働制作等を実施。第58回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」(2019年)に参加。共著に『野生めぐり 列島神話をめぐる12の旅』(田附勝共著、淡交社、2015年), 『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳共編、以文社、2018年)など。

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Ruud Hendriks

研究者

ワーゲニンゲン大学では、耕種農業、植物育種、バイオ(ダイナミック)農法を専攻。学業を終えた後、Warmonderhof (www.aereswarmonderhof.nl) で土壌肥沃度について教鞭を執るようになって以降、バイオダイナミック農法への関心を強める。多くの時間を畑で過ごし、土を掘って土壌の質を調べたり、有機農法やバイオダイナミック農法への転換について農家と意見交換を続ける。この2年間は、バイオ(ダイナミック)農業の経験をより広い農業の文脈に生かすため、循環型農業を専門に活動。社会と農業の乖離は、未来の農業にとって健全な基盤とはいえない。どうすれば真の循環型農業を実現し、量と質のバランスを保ちながら、100億人の人々に食料を供給できるのだろうか?

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玉利 康延

Designer, Art Photographer

1979年、東京生まれ。高校中退後、エレファントデザイン株式会社に入社、経営者のヴィジョンを実現していくためのデザイン手法を学ぶ。2000年代、文化人類学者・竹村真一氏やサステナ・マエキタミヤコ氏と共に環境・社会問題の情報デザインを行う。また、地域の一次産業のプロジェクトを手掛け2010年より岡山県西粟倉村にて「ニシアワー」を、2013年より「東北食べる通信」に立ち上げから参画。2014年にグッドデザイン賞 [金賞] 受賞。情報デザインの手法を活かし、情報デザインファーム・エトピリカを2018年に設立。2020年より「食とアニミズム」 と題して研究執筆活動をしている。 エトピリカ:https://etpk.net/ 東北食べる通信:https://etpk.net/tohokutaberu 食とアニミズム:https://food-animism.com/

 
Raquel Buj
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アーティスト、ファッションデザイナー、建築家。BUJ Studioの創設者・ディレクター。自身のスタジオを新素材を試す実験室と考え、作品の開発において、様々な分野から持ち込まれた素材、職人技、デジタルマニュファクチャリングやバイオマテリアルなどといった技術を融合させ、ボディエンベロープ、セカンドスキンなど新たなマテリアルカルチャーをデザインする。
彼女の作品は、Samsung Ego Innovation Project (2017)MBFWM award、Ibero-American Design Biennial BID 19 (2019) 、IADE 2021 emerging design awardなど、様々な賞や評価を得ている。RESHAPE Forum Barcelona 2019 審査員。URJC、IED、BAUで教授を務める他、TEDxMadrid 19、Retrofuturoなど国内外で様々なワークショップや講演を行う。近年では、 Casa Encendida(2020)、 Riu de Plaza de España(2021)、Manuel Piña museum(2022),  Can U sustainable exhibition in Shanghai(2022) に招聘されており、Vogue, Yorokobu, El País, Neo2, Metal Magazine or A*deskといったメディアにも取り上げられている。また、Veranos de la Villa 2019ではJanet Novás、Royal Academy of SpainではStocos Instituteなど、様々なアーティストとコラボレーションも行う。

アーティスト、ファッションデザイナー、建築家、BUJ Studio創設者

​水野大二郎
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京都工芸繊維大学未来デザイン・工学機構教授/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授。ロイヤルカレッジオブアート修士・博士過程終了後から日本においてさまざまなデザインに関する研究・実践に従事。著書多数。

デザインリサーチャー

Forum Facilitator

大小島 真木
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1987年東京生まれ。 インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2014年にVOCA奨励賞を受賞。 2017年にはアニエスベーが支援するTara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。 2021年「ククノチテクテクマナツノボウケン」KAATで舞台美術を手がける。 主な参加展覧会に、「地つづきの輪郭」(2022年、セゾン現代美術館)、「世界の終わりと環境世界」(2022年、GYRE)、「コロナ禍とアマビエ 」(2022年、角川武蔵野ミュージアム)、「Re construction 再構築」(2020年、練馬区立美術館)、「いのち耕す場所」(2019年、青森県立美術館)、「瀬戸内国際芸術祭-粟島」(2019年)、個展「L’oeil de la Baleine/ 鯨の目」(2019年、フランス・パリ水族館)、個展「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(2015年、第一生命ギャラリー)。主な出版物として「鯨の目(museum shop T)」など。

リフレクティブ・クロストーク(DAY1)

アーティスト

大室 悦賀
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1961年 東京都府中市生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。一般企業、行政を経て現職。専門分野はソーシャル・イノベーション、当該分野における理論研究とそれに基づいたアクションリサーチを京都市と共に行っている。著書には『サステイナブル・カンパニー入門』学芸出版社、『入門企業と社会』 中央経済社、『ソーシャル・ビジネス・ケース』 中央経済社、『ソーシャル・イノベーション』NTT出版などがある。

リフレクティブ・クロストーク(DAY1)

ソーシャルイノベーション研究者 / ⻑野県立大学 グローバルマネジメント学部教授

​人類学者

​Guido Sprenger
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リフレクティブ・クロストーク(DAY2)

ハイデルベルク大学人類学研究所、教授。2000年以降、ラオスの高地で研究を行なっている。著書に、『Animism in Southeast Asia』(Kaj Århem氏との共編、2016年)、『Plural Ecologies in Southeast Asia』(Sojourn special issue、Kristina Großmann氏との共編)、その他論文など多数。研究関心は、交換、儀礼、アニミズム、類縁関係、親族関係、人間と環境の関係性、文化的アイデンティティなど。

桐村 里紗
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愛媛大学医学部医学科卒。臨床現場において、最新の分子栄養療法や腸内フローラなどを基にした予防医療、生活習慣病から終末期医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。食や農業、環境問題への洞察を基にした人と地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルス」など、ヘルスケアを通した社会課題解決を目指し、さまざまなメディアで発信、プロダクト監修などを行なっている。 東京大学工学系研究科道徳感情数理工学・光吉俊特任准教授による社会課題を解決する数式の社会実装により人と社会のOSをアップデートすることを掲げたUZWAを運営。 現在は、東京と鳥取県米子市の2拠点生活を送り、米子市ではソニーコンピューターサイエンス研究所の研究する協生農法(拡張生態系)の圃場を開き、土と向き合う生活を送っている。 新著『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)が話題。東京大学大学院工学系研究科道徳感情数理工学講座共同研究員。

リフレクティブ・クロストーク(DAY2)

医師

Saki Hibino is an independent Experience Designer & Researcher, PR, Coordinator, and Journalist who is based in Berlin. She is involved in projects at the intersection of art, design, technology, and ecology.  Her interests are related to cultivating the ecosystem that lives with all kinds of life forms and developing “Trans” thoughts of humans as spreading beyond the differences to survive on this planet in this era through art, design, culture, and the latest technology and science.
She accesses hidden or invisible connections and stories between seemingly unrelated subjects and strives to translate a that allows people to perceive the emerging complex and ambiguous interrelationships and ecology through designing human experiences, social art, and cultural projects.

アーティスト

Nayeli Vega
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ベルリン在住のアーティスト。作品制作を通して、デザイン、テクノロジー、オープンソースソフトウェア、社会正義、エコロジー、フェミニズム、スペキュラティブデザインの間のつながりを探求している。ベルリンヴァイセンゼー美術アカデミー、テキスタイル・サーフェイスデザイン学科修士。

リフレクティブ・クロストーク(DAY2)

稲村徳洲
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2012年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院大学スクールオブデザイン、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部イノベーションデザインエンジニアリング科・ジョイントダブルマスター・修士。オークランド大学バイオエンジニアリングインスティテュート・プロジェクトエンジニアなどを経て、2017年より現職。専門は、デザインエンジニアリング。学際的なアプローチからイノベーションを起こす仕組みの研究、国際的な連携を通じて、サステナブルな価値を生み出す教育・研究プロジェクトに注力している。近年の研究はポスト人間中心デザインやサーキュラーデザインを中心にしており、Ecological Meme の最初のゲストスピーカーとして講演して以来、継続的にその活動に関わる。

リフレクティブ・クロストーク(DAY2)

九州大学 芸術工学研究院 ストラテジックデザイン部門 助教

​日比野 紗希
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ベルリンを拠点に活動するフリーランスのエクスペリエンスデザイナー/リサーチャー、PR/コーディネーター、プロジェクトマネージャー、ライター。Hasso-Plattner-Institut Design Thinking修了。デザイン・IT業界を経て、LINEにてエクペリエンスデザイナーとして勤務後、2017年に渡独。現在は、アート、デザイン、テクノロジー、そしてソーシャルイノベーションなどの領域を横断しながら、国内外のさまざまなプロジェクトに携わる。愛する分野は、アート・音楽・身体表現などのカルチャー領域、デザイン、ソーシャルイノベーション領域。アート&サイエンスを掛け合わせたアートカルチャープロジェクトや教育、都市デザインプロジェクトに関心あり。ベルリンを拠点に活動するメディアサイエンスアートコレクティブLacuna Labメンバー。

​フォーラムファシリテーター

エクスペリエンスデザイナー / リサーチャー / 

PR・コーディネーター  / ライター

エコシステミック・カタリスト / 一般社団法人Ecological Memes 共同代表・発起人 / 株式会社BIOTOPE 共創パートナー

 小林 泰紘
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人と自然の関係を問い直し、人が他の生命や地球環境と共に繁栄していく未来(リジェネレーション)に向けた探究・実践を行う共異体 Ecological Memes 共同代表/発起人。インドやケニアなど世界28ヶ国を旅した後、社会的事業を仕掛ける起業家支援に従事。その後、個人の生きる感覚を起点とした事業創造や組織変革を幅広い業界で支援したのち、独立。現在は、主に循環・再生型社会の実現に向けたビジョン・ミッションづくり、事業コンセプト策定、リーダーシップ醸成などを支援・媒介するカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。

 

座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。菌と共に暮らす ぬか床共発酵コミュニティ主宰。馬と人とが共にある クイーンズメドウ Studios 企画ディレクター。株式会社BIOTOPE 共創パートナー。一般社団法人 EcologicalMemes 代表理事。『リジェネラティブ・リーダーシップ』を日本に伝え、実践・深化させるためのリーダーシッププログラムや翻訳活動を展開中。

​フォーラムファシリテーター

Hillen Oost
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政策ストラテジスト、教育者、起業家として活動。自然やアート、科学やスピリチュアリティに強い関心を持つ。ライデン大学ではエジプト学を専攻。最近は、欧州の自治体のデジタル移行を支援しつつ、デジタル化が社会や人間存在に及ぼす影響に注目している。Hillenは、人生の旅がもたらすものやインスピレーションに身を委ねながら自らを新たにつくりだしていくことが好きで、心の声を聴きながら、旅路の次なるステップを選ぶことが多い。これまでの旅路では、アムステルダム、サンフランシスコ、東京、そしてカイロへと移住しながら仕事や勉強をしてきたが、現在は自然にも近く、社会的なつながりや地産の食物が豊富なオランダの田舎での生活に根をおろしている。Ecological Memeは、共鳴しあえる仲間の集いで、それぞれの独自性が交わるコレクティブな旅路だと感じている。アート、サイエンス、クラフトマンシップ、そしてテクノロジーを通じて、人間と自然の関係の再編成や向上、科学とスピリチュアリティが調和をなすホリスティックな世界観、そして存在の創造的表現を探索していくことをとても楽しみにしている。

​フォーラムファシリテーター

政策ストラテジスト / 教育者 / 起業家

ハイデルベルク大学大学院(人類学)

一般社団法人Ecological Memes 共同代表

Sustainable Ocean Alliance Japan 代表

田代 周平
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ドイツ・ハイデルベルク大学大学院にて、人類学と超域文化学の視点から、「人新世」「物質性」「時間」などのテーマを探求中。同時に、Ecological MemesやSustainable Ocean Alliance Japanの活動を通じて、これからの時代の人間観や海洋環境などと幅広く向き合っている。記事や物語の執筆を好んで行う。趣味は、自給自足の暮らしを実験すること。

​フォーラムファシリテーター

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